障がい者支援センターあゆの里は平成5年4月1日に知的障害者授産施設あゆの里学園として開所し、平成24年2月1日に障害者自立支援法上の新体系移行に伴い障がい者支援センターあゆの里へ名称を変更し、26年が経過いたしました。
　この間、障害福祉を取り巻く環境は大きく変動し、とりわけ2000年の社会福祉基礎構造改革を契機に障害福祉サービスが措置から契約へと変更されたことは、福祉の分野にも市場原理が取り入れられるという、非常に大きなインパクトでありました。
　これらの変化に対応すべく、昨年8月に新たにあゆ里運営基本指針を定め、あゆの里のミッションとして生涯発達心理学に依拠して「あゆの里は障がい者の多彩な未来を支援する」とし、障がいを持つ皆さんの関係的主体性を形成するための支援をしていくこととしました。
　障がいをお持ちの皆様の未来が閉ざされたものであってならない、未来を拓くために私たちは力の限り支援していきたいと考えています。そして、障がいをお持ちの皆様がその人の個性に応じた彩りある未来が形成できればと思います。
　とともに、地域に開かれた施設づくりを積極的に行っていきたいと思っています。
どうか、地域の皆様、関係者の皆様、今後とも、より一層のご理解、ご指導をよろしくお願いいたします。